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吉川 英治 |
価格:¥ 798
納期:通常24時間以内に発送
人気ランキング : 2682位
定価 : ¥ 798
販売元 : 講談社
発売日 : 1989-04 |
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呂布、曹操飾り気の無い二人を満喫 |
呂布がとうとう捕らえられ、玄徳達が曹操を倒すため結束していく展開が遅々としながら、描かれていく。呂布については他の皆さんのレビューが詳しいので省略。
その権力ゆえに皇帝に無礼な振る舞いをし、玄徳達から反感を持たれる曹操ですが、その振る舞いが何だかガキ大将のようで、憎めない。部下を大事にして失えば涙し、完璧でなく失敗するところが英雄ではなく人間くさい感じがして好きです。戦いには非情なのに、部下に誤りを進言されるとすぐそれを認め、正そうとするのが上司としては理想的。
頂点に立って疑心暗鬼になるところも、他の武将と違って愛嬌が感じられるのは、曹操好きだからかな。関羽に惚れて、自分の陣に迎えようとあの手この手を尽くす様や、図々しいともいえる3つの条件を飲んで関羽を迎える曹操が何だかいじらしい。自分部下だったら拗ねちゃうなーなんて思うけど、主君の想いを察して、関羽を説得に行く張遼にも男気を感じます。
どんなに厚遇を受けても玄徳一筋の関羽に、いっそ曹操に寝返ってしまえなんて、思うのは私だけでしょうか。ま、そんな関羽だからこそ惚れちゃうんでしょうけど。
曹操に皇帝への態度を戒めるすべも無く、曹操打倒に密かに画策する玄徳達は、何だか不甲斐ない気がしますが、企みがあっさり暴露ししまうのはちょっと拍子抜けでした。
日本で曹操の人気が高いのは、吉川栄治が曹操を魅力的に描いたからだと言われているようですが、実感できる一冊です。
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呂布という武将 |
この吉川『三国志』第3巻では“呂布”という武将についてかなり厚く綴られています。
呂布という人物は三国志に登場する武将の中でも「武」というベクトルだけで考えれば、トップに君臨しているといっても過言ではないと思います。それにもかかわらず、周知の事実だとは思いますが、呂布は「武」が大きく物を言う戦乱の世を戦い抜き、覇者としてトップに君臨することは最後までできませんでした。
なぜなのでしょうか?
それは「武」というベクトルでトップに君臨する反面、「文」というベクトルで考えると、「武」の対極にいるといってもこれまた過言ではないからだと私は思います。
そんな文武両道という言葉が最も似合わない彼は一般的には人気のない、というかあまり良いイメージを持たれない武将の一人です。
しかし、私はそんな呂布が大好きです。
呂布ぐらい凄い「武」の持ち主であれば、その「武」の力に奢って、周りの意見も馬の耳に念仏状態になり、自分の身を滅ぼすことになりそうです。しかし、彼は違いました。彼は自分の「文」の足りなさを自覚していました。そして、周りの意見にも積極的に耳を傾けていたのです。
ただ、彼の「文」の足りなさの自覚の仕方はあまりにも極端過ぎました。彼は周りの意見に耳を傾けるどころか、振り回されてしまったのです。
呂布が戦乱の世を戦い抜けなかった最大の原因はここにあると思います。そう彼の度が過ぎた素直さと謙虚さに。
そんな呂布のことが私は大好きです。
さらに、私は呂布のことを振り回す謀者が孔明、鳳雛先生、徐庶、周瑜、陸遜のように「文」のトップに君臨する者であったら、呂布がせめて自分の深い所にある信念だけでも変えない心を持っていたら…と考えてしまいます。
そんなことを考えても歴史を変えることはできないのでどうしようもないのですが、私にとって“呂布”はそんなことを考えさせてしまうような武将です。
ソレデハ…
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吉川英治三国志 |
天下一の豪傑呂布が大暴れする。放浪に放浪を重ね義弟ともはぐれてしまう劉備。そして、曹操の大躍進の基となった官渡の戦い。
曹操の下に多くの士が集まり、また、打倒曹操を掲げるものも現れる。
物語は激動の中盤。
自分は曹操が結構好きなので吉川三国志の曹操のイメージとは大分異なった角度で物語を読むのですが、読むたびに吉川英治の筆のうまさを感じずにはいられません。
初めて三国志を読む人にとっては少し中だるみするあたりかもしれませんが、ここから吉川三国志はどんどん熱くなっていきます。是非、最後まで読み進めてください。
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三国志を楽しむらな吉川英治! |
三国志を読むなら吉川英治のやつが一番です!!
書き方が上手いです、読んでいて風景が想像できます